「すいません(すみません)…」。私達は、この言葉をどんなときに使うのでしょう。人により、あるいは対人関係などにより、使い方はさまざまだと思います。
私は、月に1冊程度しか本を読むことはできませんが、最近榎本博明さんが書かれた『「すみません」の国』(日経プレミアシリーズ)を読んで、改めて「すみません」という言葉の効用と使い方を考えることができました(「すいません」はこの地域の方言)。
「すみません」という言葉を通じて、日本人論、日本文化を考える。それは、自分の意見をはっきり言わないで、オブラートに包み込んで言う対人関係重視の文化によるもので、状況に対応していこうとする中に「すみません」が象徴的に使われる。「自己主張」しない日本、という指摘は、わかりにくいし、外国との交渉では常に後手に回っているという評判になる。常に、強国とは勝負に負けるが、発展途上国からは頼りにされている。
外国から驚嘆された阪神淡路大震災や東日本大震災直後の日本人の秩序を守る姿も、「すみません」というキーワードで考えてみると妙に納得できる。
普段何気なく、しかも無意識に多用する「すいません」という言葉のさまざまな意味を考えると、案外面白い人間関係が判明するかもしれません。
「すいません」と発した直後に気付くと、苦笑してしまうかもしれませんね。
7月1日(日) 午後9時30分、日野町長選挙当選のお祝い。
7月2日(月) 9時から、能登川漁港周辺を中心に行われたびわ湖の日清掃活動に参加。
帰庁後、内部協議1件。
11時30分、滋賀国道事務所長と面談。
午後1時30分、社会を明るくする運動・青少年の非行虐待防止市民集会に参加。
午後2時30分、長崎県雲仙市長と面談。雲仙市は普賢岳の大噴火で大変な被害があった自治体ですが、この地域で、農家民泊なども含めた観光キャンペーンのため、市長自ら東近江市に来られました。また、旧愛東町と雲仙市に合併した旧愛野町は愛の町交流(まちの名前に「愛」がつく北海道愛別町、神奈川県愛川町、長崎県雲仙市(旧愛野町)との交流)をされていた関係もあり、今後、原発事故発生時の相互避難協定等について話し合いを進めることとしました。
午後3時30分、市庁舎ロビーで三方よしクールビズオープニングイベント。能登川の地場産業である麻織物を東近江発信のクールビズ商品にしていこうというイベント。麻の生地を「ちぢみ」にする作業の実演など、改めて麻のよさをアピールするきっかけになりました。
午後4時30分、内部協議1件。
午後6時から、能登川病院の職員への説明会と意見交換会に出席。
7月3日(火) 8時30分、内部協議1件。
10時から、愛知川地域水源対策推進協議会総会。
午後1時30分、新愛知川地区地域用水対策協議会総会。
午後3時から、内部協議1件。
午後3時40分、高知県で毎年行われる漫画の全国大会「まんが甲子園」への出場が決定した司学館高校の生徒の皆さんと懇談。通信制高校なので、1週間に1度程度しか集まれない環境の中、5人のチームワークで漫画を描き、見事出場することになった皆さんを激励しました。
午後4時10分から、内部協議2件。
午後6時から、東近江地域勤労者互助会理事との懇談会。
7月4日(水) 8時30分、蒲生町農業協同組合組合長と面談。
9時から、湖東信用金庫さんからこども未来夢基金への寄附の寄贈式。
11時半、内部協議1件。
午後2時30分から、東近江市組織活性化審議会。東近江市の職員組織に関する活性化と問題克服能力向上、コンプライアンスなどを提言していただく知識経験者、企業人事担当者、市民などによる審議会。合併して、これまでの小さな自治体運営では経験してこなかった困難事例への対応、東近江市の活性化などについて議論していただき、提言をまとめていただくことをお願いしました。
7月5日(木) 9時30分、計画停電などに関する関西電力滋賀支店からの挨拶。
午後1時30分、中国常徳市からの研修生戴郁静(たい いくせい)さんの着任挨拶。
午後3時からは、緑会総会を平和祈念館で開催。緑会は市役所周辺の企業、官庁代表等による情報交換組織です。
7月6日(金) 8時30分、東近江市計画停電対策本部。続いて、部長会議。
10時、湖東幼稚園統合・幼保一体化施設整備工事の起工式。計画から10年近くを経てようやく起工式ができるまでになりました。
11時から、内部協議。
午後1時、東近江ロータリークラブの役員就任の挨拶。
午後2時30分、滋賀県土地改良事業団体連合会(水土里ネット滋賀 通称:県土連)東近江支部定期協議会。
午後4時30分から、内部協議2件。
7月7日(土) 終日公務なし。
7月8日(日) 8時30分、ドラゴンカヌーヤングフェスティバル開会式で挨拶。
午後1時30分からは、大萩茗荷村開村30周年記念式典で挨拶。
7月9日(月) 8時30分、三役会議。
10時30分、庁内の節電対策の現状を巡回視察。
午後1時30分、愛知川沿岸土地改良区管内市町長会・常任理事会に出席。
午後3時30分、県遺族会役員さん等と面談。
午後4時から、内部協議2件。
午後7時、龍谷大学深尾准教授、帝塚山学院大学中川教授と面談。
午後7時30分、東近江市民協働推進委員会に出席。まちづくり条例制定に向かって、ようやく委員を選任し、委員会が動き出しました。これから約1年半を掛けて議論され、条例案を作っていただきます。多くの市民の皆さんの参画による条例作りができるようさまざまな工夫をしていただきます。
7月10日(火) 8時55分米原駅発新幹線で東京出張。
午後1時、国立社会保障・人口問題研究所の阿部彩社会保障応用分析研究部長を訪問。あわせて同研究所西村周三所長を表敬訪問。
午後3時からは、全国市長会発行の雑誌『市政』9月号の市長座談会の収録。テーマは「自転車を活用したまちづくり」で、神奈川県茅ヶ崎市の服部市長、茨城県取手市の藤井市長、愛知県江南市の堀市長と意見交換をしました。
7月11日(水) 10時からは、日本都市センター会館で全国市長会の社会文教委員会。
午後1時からは全国都市会館で全国市長会の理事・評議員合同会議。
午後3時33分東京発新幹線で帰庁。