全国自死遺族連絡会編『会いたい―自死で逝った愛しいあなたへ』(明石書店発行:1500円+税)を読み終えました。自死でご家族を失った約50人の遺族の思いを綴った書籍です。最近14年間、毎年3万人以上の日本人が自ら命を絶っています。交通事故死者数が年間1万人以下になって久しい時代に。西澤自身も遺族ですが、私は積極的にそのことを表明していません。多くの遺族も、積極的に表明できない思いを持っています。自責の念、後悔、世間の目、そして、何よりも自死した愛しい家族のことを世間に知らせる理由など何も無いのです。そっとしておいてほしい。でも、私たちのこの辛い思いを他の人にも経験してほしくない。
全国自死遺族連絡会はなぜ、「自殺」ではなく「自死」というのか。この書籍の「はじめに」に連絡会の代表的存在の田中幸子さん(仙台市在住)は、「自らを殺したのではなく、死なざるを得ないほどの苦しみの選択だったことへの尊厳をこめて、病死、事故死、突然死、犯罪死と同じように『自死』と認めてくれる世の中になったとき、やさしい人がやさしいままで生きられる社会になるはずだと信じています。死者に鞭打つような『自殺』という言葉ではなく、『自死』という言葉を広げる運動を遺族はしています。たかが言葉、されど言葉です。人間は言葉で傷つきますが、同時に言葉によって救われるのです」と述べられています。
いま、大津市で発生したいじめを苦にしての自死が社会的な問題になっています。『会いたい』の中でも何人かの遺族が学校内でのいじめが原因で「自死」した子のことや、いじめの状況を書き綴っておられます。教育委員会や学校の対応を恨んでさえおられる内容もあります。しかし、遺族は、その自死した子の苦しみを、自分たち家族が救えなかったことに一番苦しんでいます。
もう二度と、自死者を出してはいけない。私達は、学校のいじめ問題についても、まずそのことだけはしっかり確認し、守りたいと思います。
8月9日(木) 8時30分から、内部協議1件。
11時50分、滋賀県遺族会さんが慰霊と平和祈願リレー行進で来庁されました。
午後2時、中部清掃組合管理者会に出席。
午後5時前から、内部協議1件。
8月10日(金) 8時30分から部長会議。
9時30分、東近江市行政改革推進本部会議に出席。
11時45分、一般廃棄物不正搬入に関する第三者委員会からの答申を受け、引き続き第三者委員会委員長、副委員長と面談。
午後1時から、内部協議1件。
午後2時、あかね文化ホールにて、東近江地域農業委員会連絡協議会の農業委員研修会で挨拶。
午後6時30分から、京都市岡崎にある「みやこめっせ」で開催された、江州音頭フェスティバル京都大会に参加。滋賀県内の音頭保存会や京滋の企業などが参加したイベントです。東近江市のPRをしながら私も1時間あまり踊りました。
8月11日(土) 公務なし
8月12日(日) 公務なし
8月13日(月) 午後3時30分、金屋総自治会長と面談。11日の集中豪雨による浸水被害についてのご報告をいただきました。
8月14日(火)~16日(木)夏季休暇
8月17日(金) 8時30分、市消防団より県消防操法訓練大会(ポン操大会)の結果報告を受けました。
8時40分から、内部協議1件。
9時、平田地区自治会連合会さんより要望を受けました。
10時前から、内部協議2件。
午後1時から、内部協議2件。
午後3時30分から、大西和彦氏が発刊された写真集「湖底に消えたふる里」の寄贈を受けました。
大西氏の生まれ育ったふる里である永源寺の旧佐目地区。現在は永源寺ダムの湖底に沈んでいますが、湖底に消えた村の風景を、知ってもらうために写真集を自費出版され、東近江市に寄贈いただきました。
午後4時から、内部協議2件。